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ブログ3 ハロウィン

 本日(10/31)は、「ハロウィン」ですね。

このハロウィン。西欧伝来の行事なので、キリスト教由来のものと思いがちですが、なんでも古代ケルトの祭りが由来だそうです。

ハロウィンと言えば、ジャック・オー・ランタン(お化けカボチャ)ですが、あれもケルト系文化の濃いアイルランドやスコットランドの火の玉のようなものが起源だそうです。

ともあれ、昨今の日本のハロウィンは、若い人を中心にコスプレなどしてワイワイ楽しむ風潮がありましたが、今年に関しては、コロナの影響でどこも自重する傾向が強そうですね。

「特別な日なのに友だちと会ってパーティーができないなんて、さみしい…」

そう感じている方も多くいらっしゃることでしょう。


しかし今年のハロウィンは、ちょっと趣向を変えて、ご自宅でおいしいお食事やお酒を召し上がりながら、お月様をのんびり眺める。そんな過ごし方もよさそうです。


そうです。今年のハロウィンは「満月」、なんです。


しかも2020年内一度きりの「マイクロムーン」なんですね。


マイクロムーンというのは、地球と月の距離が最も遠ざかっている状態での満月。

つまり2020年で(見かけ上)最小の満月というわけです。


これ、少し前に話題になった「スーパームーン」と対極の関係の満月なんです。


スーパームーンは地球と月が最も近いときにおこります(だから、普段より大きく輝いて見えるわけです)。対してマイクロムーンは最も遠いときにおこります。

ですから、NASAによると、スーパームーンに比べ、大きさで14%、明るさで30%ほどの違いがあるんだとか。


さて、このマイクロムーンがハロウィンに重なるのは実に46年ぶりで、しかも、「ブルームーン」(同じ月の2度目の満月の特別な呼び名。2~3年に一度起こる。)でもあるという。

今晩の月は、何ともレア感たっぷりのお月様なんですね。


スーパームーンもマイクロムーンも、天文学ではなく元々占星術の用語。そんなことも加味して考えると、この月を見ると、何だか幸せが訪れてきそうです。


しかも「大安」ですし。

…まあ、異なる文化のことなので、余り関係ないかもしれませんが(笑)。


ちなみに、ネイティブ・アメリカンは10月に出る満月を、「ハンターズムーン」と名付けました。この時期の明るい月の光は、夜、外でウサギなどを狩るには丁度よいからだそうです。


かと言って、今晩のハロウィンは、外に出るというのは少し控えた方がよさそうですね。


月を見ながら家でゆっくり過ごす、今年に限っては、そんなハロウィンもいいかもしれません。


そう言えばスーパームーンも、仕事終わりに、このギャラリーのある東京プリンスホテルの上空で見たような。

…あれは仕事の日だったんですね。

私は、マイクロムーンも仕事終わりにプリンス上空で見そうですね。

…今日も仕事の日です。

残念ながら、私の「ウチでまったりと月見酒」は大分後になりそうです(笑)


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Japan Art Prince(JAP株式会社)